相続トラブル

 

親の相続対策ではなく、 子供側が行う相続対策をおススメしています。その理由を説明します。 

相続トラブル、 誰が引き起こしているか知っていますか?

世間でいう「相続トラブル」 は、亡くなった方が何も対策をしていないから引き起こされたように言う方 がいます。しかし、この考え方は間違いです。 

親が相続対策をしていようとしてなかろうと相続トラブルは起きます。 

その原因は、「相続人の誰か」です。 簡単に言えば、相続トラブルの8割超は、相続人の人間関係 が、 主な原因なのです。 相続トラブルの当事者は、 相続人自身なのです。 

相続トラブルを防止しようと、 親が相続対策を考えても「相続人の人間関係が悪い」と相続トラブル は発生します! 

弊社が経験した相続トラブルのご紹介

「あいつに相続させるくらいなら捨てたほうがマシだわ!」

姉と弟の二人が相続人でした。 優秀な学校の成績だった姉が、 弟に対し発した言葉が、 先ほどの言 葉です。 姉は、自分が優秀だと説明し、馬鹿な奴に財産を持たせるのは、その財産を捨てる以上に 価値が無い! と言い放ちました。 

弟は、その言葉をただ黙って聞くだけでしたが、 分割案が決まるまでに3年を要しました。

「相続税の支払いは、自分でやってね」 

遺産分割で少々、 トラブったと思われた兄弟の相続。 兄が遺産分けの手続きを買って出たため、 無 事に進むかと思いましたが、なんと! 兄は、 相続税支払いに充てるために預貯金の解約するのです が、そのお金を弟名義の口座への振り込みするのではなく、小切手で引き出し。 その小切手を、相続 税申告・納税期限の当日に、 弟の配偶者の実家、 県外の遠方にある家へ書留で郵送。 弟の納税 

手続きについて期限に間に合わないように仕向けたものでした。 

「形見分けしたいが・・・」

兄と妹の二人が相続人。 母親の相続で、妹は、 母親の形見として着物を受け取る約束をしていた のだが、兄が勝手に処分。 

また、妹は、 父親の形見として絵画を持って行ったのですが、 これを兄は盗難にあったとして、警察へ 被害届を提出。 家族間での盗難は、 警察は受け付けないのですが、兄は、 妹が持って行ったことを 隠して届け出。遺産分割の解決するまでに7年間を要しました。
「親父の財産は、 これぽっち?」

母親と3人兄弟が相続人。 3番目の弟は経済的に苦しいのか、 遺産を期待しているという話しを 生前中からしていました。 実際に、父親の相続があり、財産の確認を行ったのですが、その中でも預 貯金の少なさにいら立ちを見せていたのです。 

生前中、父親は預貯金の残高について、かなり高額であると自慢していたことを、 他の相続人にも 説明、他の相続人が預貯金を隠しているのだろう、と詰め寄ったのです。 

最終的に、自宅を売却し現金を作り、皆で分けたのですが、兄弟仲は戻ることはなさそうです。 

「相続税の特例を使うのは許さん!」

相続税の計算で「小規模宅地の特例」という制度があり、納税額を減少させることができます。しか し、該当する不動産を取得した相続人だけが得したように見えるために、相続人間で言い争いにな り、遺産分割が不調になりました。 

財産を均等に分けても相続税で差が出ることを、 他の相続人は承諾できない主張。 結局、特例適 用しない形での申告となりました。
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子供側の相続対策がトラブル防止に役立つ!

POINT 1

「相続人がトラブルを引き起こしている」という考え方がポイント

いくら親側が相続対策をしっかり検討しても、その目的などを知らなければ相続人は、自己主張を繰 り返し、相続対策のメリットを簡単に逃がしてしまいます。 

最近、話題として多いのが「貸付不動産による相続税節税」です。この手法も、 内容をしっかり理解 していないと効果が出ません。 それどころか、追徴課税されているケースがあります。 

POINT 2
「親側が考える場合、 どんなことを考えればよい?」

親が子供のために、 相続対策を考えるうえで気を付けたいコトは、 「実家」 の活用等です。 

実家は、 子供の住んでいる家と比較して古いことが多く、 次に受け取る子供は、 「実家をマイナス」と 判断することが多くあります。 

例えば、「修理やリフォーム費用が高額になりそう。」 「再建築が不可。」「境界に問題あり。」などは、 

実家を引き受けても、負担イメージばかりとなります。 

このような問題は、 親の世代で解決しておく必要があります。 

・実家を生前中に現代的な機能を持たせるようリフォームする。 

・修繕が必要な個所は直しておく。 

・境界トラブルは、早期に解決しておく。 

その他にもありますが、ポイントとしては「子供がもらって喜んでくれる形」を目指すこと! 

POINT 3
「相続トラブルになると兄弟バラバラになる!?」

特に遺産分けによるトラブルは、 結果として兄弟の不仲の助長、疎遠を進める結果となります。 ある相続では、父親の相続でトラブルとなり、 兄弟が不仲。 その後、 母親の死亡を受け、 兄弟がそれ ぞれで葬儀を行うからと、 母親の遺体の取り合いになったことも。 

別の案件では、農地を受け取りたくないと押し付け合いになり、受け取った子供の家族がけんかにな るということもありました。 

親側が、財産として考えているものが、 実は子供の側(子供の家族を含む)では財産ではないと思 っているケースもあります。
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「相続対策」の基本的な考え方

「相続に関する知識や情報を収集することがポイント」 

相続に関する情報は、 巷に溢れていますが部分的であることが多くあります。総合的な勉強は、自 分で行うと思っても、 なかなかできるものではありません。 

私たちは、子供側で相続の勉強をしたいという方へ 「相続の知恵」という有料の動画配信を行ってい ます。 

この動画を通して、 相続に関する様々な基本的な情報を知ることができます。 そのうえで、今後、あ なたの親の相続で、どのように考えていけばよいのかを考えるきっかけになればと考えています。 

ぜひ、受講していただき、 相続前後の対応に役立てていただければと思います。

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相続の知恵

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相続を心配するご家族のための、お悩みを解決するオンラインサロンです。スマホから隙間時間で学ぶことが出来、専門家の講師に相談も可能。

会社概要

社名 株式会社PLAN-B
所在地
〒150-0012 東京都渋谷区広尾3丁目13番10号ファースト広尾202
設立
2017年06月
代表取締役 山口徹
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